気密測定の立ち会い
date:2022.09.30
こんにちは。
共感住宅レイアウトの野口です。
先日、気密測定に立ち会ってきました。
最近、建物の性能というと、UA値やC値などがよく聞かれますが、
そのC値がわかるのが気密測定です。
断熱性能のUA値については、計算で求めるものなので、あくまで机上になってしまいますが、
C値は現地での実測値となり、この家がいくつだったという結果になります。
なので、出来上がったものが物を言う部分です。
どんなに気密が高まる設計をしても、工事の精度によっては気密測定結果は
悪くなってしまいますし、逆に、どんなに工事の精度がよくても、
設計が原因で気密測定結果が悪くなることもあります。
気密測定というと、どうしても数字ばかりに目がいきます。
もちろん、数字が小さいことで、隙間が少ないということになりますので、
隙間が少ないことは大切です。
でも、そもそも何のために隙間を減らしたいのでしょうか?
弊社では、住んでいただいてから、少しでも暮らしやすい環境がつくりやすいように、
住むオーナー様が少しでも暮らしやすい環境で暮らせるように隙間を減らしたいと考えています。
ですので、工事が終わってからの気密測定の数字がとても大切だと考えています。
家は建てたら長く使います。
その間に夏も冬も何十回もやってきます。
快適性を少しでも保ちやすいように、隙間を減らし、気密測定にて確認をしてから引渡しになります。
家をつくる上で大切なことはいくつもありますが、そのうちの一つが気密性能になってくると思います。
隙間を減らすことの効果はわかりにくいかもしれませんが、
家づくりには大きく関わってきますので、是非関心を持っていただけると幸いです。