気を付けたい、「建て時」の話。
date:2022.07.08
こんにちは、広報の清水です。
ラジオを聴きながら通勤しているのですが、毎朝耳に入るのは、やっぱり世界情勢のや、経済の話。
多くの方も、日常の中で何となく感じているのではないでしょうか。
戦争はいつ終わるんだろうか。エネルギーも不足してるらしいな。
日本の経済もなぁ、お給料が上がるのかな、教育費もかかってくるしなぁ……と、将来への不安は尽きないと思います。
そうなると、少しでも「ベストなタイミングですべてを行いたい」「“損”をしたくない」気持ちになってきます。
家も同じ。
「建て時を見極めたい!」という相談も少なくありません。
勉強熱心な人ほど、たくさんの情報を集める今の時代。
情報を比べて、より真実味のあるものを選び取ることは、いつも大切です。
ですが、情報は玉石混淆。
もっともらしいけれど、「それってわからないよね?」があることも、覚えておきたいですよね。
最近、あるところで教えてもらったのは
「ウクライナの回復と共に、あちらで建築が盛んになって、また建材が値上がりする」「だから今が建て時」!
という文句。
(ちなみに不確実なことについて誤解させるような断定的判断によって契約させると消費者契約法違反の恐れがあるので、知識のある営業マンはこんなことで契約を迫ったりしません(-_-;))
いかがでしょう。
そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。
もっともらしいですが、不明確です。
「仕事を失うかもしれないからローンなんて組めない」という発想と似ているなぁと思いました。
確かにそう。そうなる可能性もある。
だけど、多くのご家族が、住宅ローンを組んで家を建ててこられたのです。
なぜ?
それは、家が建てたいから。
今現在、「そうなっていないこと」を心配して、避けてしまうことで、得られなくなるものは確実にあるのです。
転ばぬ先の杖、石橋をたたいてわたる。
大事ですが、やりすぎると外も自由に歩けなくなります。
自分ではどうしようもない大きなことでリスクの判断をするよりも、もっと身近なところに目を向ける。
その方が、総合的に自分たちの幸せにつながるのではないでしょうか。
例えばもうすぐ35歳で、35年ローンを組めるギリギリだなぁとか。
来年あたりに3人目を考えてる、とか。
夏も冬も、すぐにでも快適に暮らしたいよ!とか。
こういったことに、「建て時」の判断材料として、注目してほしいと思います。
以上、不安定な中でも家づくりを決意された皆様へ、清水からのささやかな応援でした。