新築のコンセントで後悔しない方法
date:2020.11.04

新築の後悔ポイントとして名高いコンセント。
実は、コンセントに関しては、30年50年と住んでいく上で「絶対に後悔しない!」とは言い切れません。
それでも、なるべく後悔が少なくなる方法があるんです!
今回は、コンセントの後悔を最小限にする「考え方」についてお伝えします。
快適なコンセントは、魔法のようなミラクルではなく、細かな気遣いの積み重ね、ですよ。
動画が良い方はこちらからどうぞ!
1.完璧はないと知りつつ、予測する
最近、スマートフォンや便利な家電などが増えたので、コンセントの必要数が増えました。
アパートにあるコンセントだと全く足りていない、なんてことも。
家電好きな人だと、なおさら「コンセントが足りない!」という思いを経験するでしょう。
共感住宅ray-outでは、「何年その家に住みますか?」というアプローチで家づくりを進めていきます。
今、家を建てようとしているあなたも、10年20年ではなく、もっと長く住むつもりですよね。
20年経つと、時代が変わります。
コンセントを難しくしているのが、この時代が変わる、ということです。
スマホだって、30年前には想像もしていなかった人がほとんどでしょう。
スマホが無ければ、充電のための台数分のコンセントは不要ですよね。
完璧な未来予測はできません。
だから、完璧なコンセント配置も無い、と考えたほうが自然かもしれませんね。
分かる範囲で未来を予測して、コンセントの配置を決めていきましょう。
2.よくある高さ、それ使いやすいですか?
よくあるコンセントの高さは、床から30cmくらい。
でもこれだと、プラグの抜き差しの度に屈む必要があります。
また、ソファーなどの家具に隠れやすい高さでもあります。
なので、共感住宅ray-outでは床から80cmをコンセントの標準高さに設定しています。
抜き差ししやすく、ソファーなどの家具を置いても隠れません。
低い位置にあった方が良いコンセント、80cmよりも高い方が都合良いコンセントもあります。
必要に応じて高さを調整しましょう。
また、場所ごとに必要最低限の量があります。
キッチン、テレビ、インターネット周りは気を付けたい部分。家電が多いですからね。
場所も重要。使いやすさ、見た目などひとつひとつ検討したいところです。
3.壁掛けか、ボードか、が左右する
テレビ関係のコンセントは、テレビボードに隠れない高さ60m程度がおすすめ。
数は、最低4口と考えてください。
ゲーム機やスピーカーなど増やす予定がある場合は、6口くらいあると安心です。
重要なのは、6口を1か所に集中させないこと。
プラグが大きいものがあると、隣のコンセントが使えなくなってしまうからです。
壁掛けテレビの場合は、テレビ裏で配線が収められるようにコンセントの高さと位置を調整します。
低い位置にコンセントがあると、壁掛けテレビからピロリと配線がみえてしまって、せっかくの壁掛けが台無しです。
ブルーレイレコーダーの位置も、近くの棚など、個別で配線計画を立てておきましょう。
4.ブレーカーを分けることが、使いやすさの分かれ目
キッチンも家電が多い場所。
電子レンジ、炊飯器、トースターは多くの人が使いたいものだと思います。
その他、コーヒーメーカーやケトル、ミキサーなど、使いたい家電をしっかり検討しましょう。
キッチンは、コンセントが6口程度あれば問題ない場合が多いです。
ただ、キッチンで気を付けたいのは、一時的に電気を多く消費する機器が多い、ということ。
なので、ブレーカーも分けておくことで快適に使えるようにしておきましょう。
電気の打合せの際に「ここのコンセントはブレーカーを分けてほしい」と伝えておくと良いですよ。
キッチン前に腰壁などがあると、コンセントを設置することが容易になります。
ハンドミキサーなど使うときにも重宝しますし、スマホの充電にも使えます。
ダイニングテーブルが来る近くにコンセントがあると、ホットプレートなど使うときに便利。
こちらもブレーカーは分けておきましょう。
キッチンまわりは、どこで何をどう使うのか、によって、コンセントの場所が決まってきます。
5.モデムは置き場が命
あらかじめ配線計画をしておくことで、引渡し後の工事で壁に穴をあけたり、コードを這わせる……なんて不格好な事をしなくて済みます。
せっかくの新築ですもんね!
また、モデム置き場をあらかじめ計画しておくのも大きなポイント。
テレビ周りに置いてしまうと、目につくところに沢山の配線がみえてしまいます。
収納棚の上の方……など、ぱっと見て気にならない場所がおすすめです。
ただし、モデムの無線LANなどを利用するときは、スマホなどをよく使う場所から近い場所に設置するのが良いでしょう。
遠い場所に無線LANを置いてしまうと、Wi-Fiの電波が届きにくくなってしまい、表示速度が遅くなります。
モデム置き場は4口あれば足りますが、同じ場所に防犯カメラのモニターなど置きたい場合はもう少し増やしておいた方が安心です。
6.どんなベッド?=コンセント配置
寝室は、どんなベッドにするか、でコンセント配置が決まります。
ベッドフレームの有無、コンセントの有無によって、コンセントの高さを決めましょう。
ヘッドボードから遠い位置にコンセントを設置すると、コードが目立ってしまうので注意です。
7.高さで使いやすさ色々
子供部屋など勉強机などを後で置く予定があるなら、机で隠れないよう、80cmから少し高めにしておくと安心です。
書斎などカウンターを造りつける場合、パソコンやプリンターなどプラグをさしっぱなしにする家電用コンセントは、カウンターの下に配置するとスッキリします。
リビングダイニングで使うスタンドライトなど、動かさないもの用のコンセントも低い位置で良いでしょう。
壁のスイッチと連動してオンオフできるようにすれば、使い勝手が一層増します。
ルンバのコンセントも、低い位置が断然おすすめです。
8.まとめ
- 何にコンセントが必要か考える
- コンセントの設置高は適材適所で
- インターネット用は目立たない場所にする
コンセントは、多ければ良い、という物でもありません。
写真を撮るときに邪魔になったりもします。
必要な場所に、必要な量。丁寧に、検討することが大切です。
以上、コンセントの設置で後悔を最小限にする方法でした。
なにかをすれば一発解決!……なんてことはありません。
ちょっとした、細かな気遣いと工夫で、使いやすさを積み重ねていきましょう。
とはいえ、ひとりで考えるのは大変!
共感住宅レイアウトふくめた工務店やハウスメーカーと一緒に決めていきましょう。
【20240809更新】