注文住宅で後悔しない玄関に!
date:2020.10.30
注文住宅で後悔しない家にしたい。
LDKはもちろん、玄関でも後悔したくない。
そんな想いを抱いて大事な家づくりを進められているご家族は多いと思います。
そんなあなたにおすすめの動画、出来ましたー!!(*ノωノ)
こんにちは、西三河でご家族に寄り添った家づくりをする工務店・共感住宅ray-outの清水です。
今回は冒頭の通り。
家づくりを始めたばかりの方は、正直ラッキーです。
ぜひ、今からご紹介する「注文住宅で後悔しない玄関にする方法」を知って、
あなたのご家族を幸せにしてくれる家をつくってくださいね。
では早速、動画で見たい方はこちらからご視聴どうぞ!
もくじ
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はじめに.見た目のデザインではない。
これから、後悔しない玄関にするために、やってはいけない3つのことについてお伝えします。
が、これは、見た目のデザインの話ではありません。
それよりも、もっと根本的に大事な事があるからです。
それは、住んでいる家族が、ケガや病気、ストレスなく、快適に玄関を使えること。
もちろん見た目を整えるのは、暮らしには大切な事ですが、
ケガや病気、ストレスが取り除かれなければ、いくら見た目が良くても豊かには暮らせません。
1.段差をつくらない
やってはいけないこと、一つ目。
段差をつくること。玄関に段差をつくってはいけません。
玄関の段差、これは「上がり框(あがりかまち)」と言い、日本のおうちでごく普通に見られるものです。
……この段差、必要ですか?
健康で若いうちは問題になりません。
でも、70代、80代、90代まで、マイホームに住み続けますよね?
そうなった時に欲しいのは、バリアフリーの玄関!
「バリア」となる段差は3mm以上。
歩行時には支障が無くても、車椅子なら?
ちょっとした段差でも、バリアになってしまうのです。
最近では15~17cmの上がり框が流行っているそうですが、とんでもないバリアですよね。
ちなみに、腰掛けやすい高さは36~46cm。
これを上がり框で代用する……というのは、現実的ではありません。
将来リフォームできるとも限りませんし、リフォームできたとしてもお金がかかります。
だから、玄関はフルフラットにしましょう!
靴を履くときは、必要な期間だけスツールなどを置いて対応してください。
お子さまなら1歳後半から年中さんくらいまででしょうか。
高齢になったら、またベンチなどを置いて使ってください。
「上がり框がないと、靴に付いた汚れが室内に入るかも…」という心配もあるかも知れませんが、
大丈夫。掃除機かけましょう!
フラットなので掃除機がかけやすく、ルンバも走れます。
玄関に段差をつくらない。
これが、一つ目のポイントです。
2.扉を設けない
玄関をつくるときにやってはいけない事2つ目。
玄関とLDKの間の扉を設けること、です。
皆さんのご実家やアパートにもついているのではないでしょうか。
では、この扉はなぜ欲しいのでしょう。
冷暖房を効かせるため?
でも、逆に玄関は不快な環境になりませんか?
学校に行ったり、買い物から帰ってきたり、ほぼ毎日通る場所なのに、です。
リビングの目隠しをしたいから?
でもそれなら、間取りで解決できます。
扉で玄関を区切って不快な環境にしてしまうと、結露も起こりやすくなります。
冬に玄関ドアでびっしりと結露している…なんて経験があるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
暖房の熱が扉でさえぎられ玄関が冷え切ってしまうから、結露するんです。
更に玄関ドアだけでなく、壁の中でも結露は起こります。
壁の中の結露は、対処できないカビの園になります……。
それから、靴の臭いをLDKに入れたくない!という話も聞きます。
でも、待ってください。
それでも、玄関とLDKの間に扉を設けない方が良いんです。
何故なら、上記のことは全部、気密、断熱、換気で解決できるからです。
壁にきちんと断熱材を入れて、気密をとって、そのためには換気も重要なのですが、
家全体を一つの部屋として設計・施工すれば、効率よく冷暖房を効かせられます。
玄関までしっかりと暖められれば、問題になる結露も起こりにくくなりますよね。
気密が取れていて、換気がしっかりと出来ていれば、玄関の靴の臭いも気になりません。
実際、ray-outオーナーさんからは、玄関の靴の臭いが気になる、といったお話は聞きません。
だから、玄関とLDKの間の扉を無くし、オープンにしましょう。
家の性能を上げて、扉を無くす。
これが、2つ目のポイントです。
3.広くしない
玄関を広くしない。これが3つ目のポイントです。
必要な広さ、というものはあったうえで、収納を考えずに無駄に広くしない、というのがミソ。
何を収納するのか決めず、とりあえず一坪土間収納…というかたちにしてしまうと、
広さはあるのに置きたいものが置けない、という問題が出てきます。
掃除機などの長細い物は、あらかじめ収納場所を決めておかないと、出し入れが難しくなってしまいます。
それから、玄関が広くなればなるほど、ほかの部屋は小さくなります。
何を収納するのかを明確にししたうえで、玄関の広さを決定しましょう。
ただし、「今、この時」の状況にフォーカスしすぎるのは危険です。
例えば、玄関にベビーカー置き場をつくったとして、それを使うのは何年間でしょう。
ベビーカーしか置けないような形にしてしまうと、それが不要になった時、無駄なスペースになってしまいます。
玄関収納は、「未来がある」ことを意識して、フレキシブルにつくっておきましょう。
そもそもベビーカーを玄関に置かないご家族もいますよね。
玄関収納を考える時には、自分の暮らし方をきちんと見つめることが大切です。
更に、防災グッズは1階の玄関に置いておくアイデアがありますが、
水害が起こりやすい地域にお住まいなら、2階の方が良い場合もあります。
ちなみに、キャンプ道具は外の物置に置くことをおすすめします。
玄関は毎日使う場所。
対して、キャンプ道具は毎日使いません。
毎日使う場所に、たまにしか使わないものを置いておく。
これは無駄です。
3つ目のポイントは、無計画に玄関を広くしない、です。
4.まとめ
後悔しない玄関にするために、やってはいけない3つのこと。
- 段差をつくること
- 扉をもうけること
- 無計画に広くすること
です。
2020年、2021年に家づくりを始めたい!
注文住宅で後悔したくない!
そう考えているみなさん、是非参考になさってくださいね。(*´ω`)ノシ