設計のレイアウト:オリジナル洗面化粧台
date:2020.09.02
こんにちは!西三河で暮らしをつくる工務店・共感住宅ray-outの清水です。
共感住宅ray-outのYouTubeチャンネルにUPされている動画から1つをご紹介するコーナーです!
今回は、オリジナル洗面化粧台。
そもそもどこに洗面台を設けるのが良い?
造作洗面台のデザイン、どうやって決める?など、プロ目線のポイントを余すところなくお伝えしています!
動画で見たい方はこちらからどうぞ~(*’▽’)
【オリジナル洗面化粧台について】
一言で「洗面台」といっても、いくつかの使い方があります。
- 洗顔や歯磨き
- 手洗いのみ
- 服も洗いたい
だから、共感住宅ray-outでは、洗面台を2か所に設置することをおすすめしています。
では、実際のオーナーさん達のおうちをご紹介しながらお伝えしていきます。
1か所目、手洗専用の洗面台。
玄関入ってすぐの所にあるので、子どもたちもさっと手洗いしてくれます。
子どもの手洗いだけでなく、来客時に手を洗ってもらうのにもこういう洗面台は重宝します。
脱衣室って、洗濯物や歯ブラシなどプライベートなものがたくさん置いてありますからね(*ノωノ)
手洗いメインの洗面台は水の飛び散りだけを気を付ければいいので、
使う素材やデザインも比較的自由になりやすいのが嬉しいところ。
写真のように小さめのボウルでも、手洗いだけなら問題ないですよね。
さらにさらに!
トイレの手洗いと兼用も可能!
設計段階から、洗面台を生活動線の中で検討することが大事ですね。
見た目のデザインは、おうち全体の雰囲気に合わせるのが良し。
こちらのおうちでは、ボウルと照明はオーナーさんの強い希望があったので、水栓などはそれに合わせる形で決めています。
これができるのが、オリジナル洗面台のメリットですよね~!
こちらは、脱衣室の中にある洗面化粧台。
ここにはとっても機能的なメーカー品を置くことが多いですが、質感を建物全体と合わせたりする場合はオリジナルでつくります。
ボウルと水栓はサンワカンパニー、照明はアートワークスタジオ、タオルバーはKAWAJUN、鏡はオリジナルです。
ここでは洗顔や歯磨きなどもするので、手洗いメインの手洗いより大きなボウルを使っています。
ボウルのサイズに合わせて、洗面台の奥行も必要になります。
こちらのおうちのオーナーさんからは、「洗面台の横で座って髪を乾かしたい」とのご要望をいただきました。
横のスペースは、椅子を置いて空きが入れられるようにつくっています。
2人並んで身支度できるよう、鏡は全面に大きくつけています。
鏡の縁の下を出っ張らせると、小物が置けたりしますが、散らからないよう注意が必要です。
次のおうちの洗面台は、横に2つ並んだスタイル。
ボウルと水栓はサンワカンパニー、タオル掛けはオリジナル、鏡はPanasonic、タイルは名古屋モザイクのパヴォーネです。
「スッキリさせたい!」というオーナーさんからのご要望があったので、
埋め込みタイプで、カウンターと一体化できるボウルを採用しました。
造作だと、こういうのができるのが利点。寸法ももちろんかなり融通が利きます。
タイルを貼る場合は、インパクトの強い物を使うのも良いですが、
おうち全体の雰囲気を考えたトータルコーディネートを心がけましょう。
オリジナル洗面台の検討ポイントは
- 洗面台が1か所だけでいいか検討する
- 用途によってデザインを変える
- 建物全体でデザインを考える
この3つです。
ボウルや水栓など種類が沢山あって、選ぶのに迷ってしまうこともあるかも知れませんが、
迷うことも楽しみのひとつですよ(*’ω’*)!
SNSでも沢山実例が見られる造作洗面台。
デザインアイデアだけはあふれかえっていますが、他ならぬあなたのおうちに合うのか?
どうやって「これならうちに合う!」と決めるのか。
意外と分からないものです。
あなたのおうちの洗面台が、素敵に使いやすいものとして生まれてくるために、このお話が参考になれば幸いです。
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