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窓のシャッターはいらない?

date:2024.09.06

コラムアイキャッチ窓のシャッター

強風・暴風の時に心配なことの1つが、窓ガラスですよね。

また、侵入窃盗の手口で多い「窓破り」。こちらも窓ガラスが破られるかもしれない不安があるかと思います。

 

「窓を守るためには、新築時にシャッターを付けるべきでは?」

そう考えていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

 

ですが、共感住宅レイアウトでは基本的に窓のシャッター無しを勧めています。

 

「シャッター無しでも大丈夫?」

「なぜシャッター無しを勧めているの?」

こういった疑問にお答えいたします。

 


 

そもそも、なぜシャッター無しを勧めるの?

◉1年に何回シャッターをおろしますか?

窓の大きさにも寄りますが、標準的なものでシャッター1個所につき10万円前後です。

吹抜け部分やFIX窓は内側から降ろせないので、その部分は電動式です。

 

窓の数は、一戸建て30坪の家で大体10~15個。

全部の窓にシャッターを付けると、シャッターだけで100万円程度ということです。

これを安いと思うか高いと思うかは人それぞれだと思いますが、家づくりでもなかなか大きな金額ではあります。

 

さらに、毎日シャッターをおろせるでしょうか?

台風対策は天気予報を見れば良いですが、「ガラス破り」対策は一年中必要ですよね。

毎日シャッターを上げおろしする生活習慣が必要です。

つまり、シャッターは生活必需品ではない、と考えられるのではないでしょうか。

 

もちろん、毎日必ず開け閉めする習慣があるかたもいらっしゃいますので、その場合はご相談くださいね。

 

◉シャッター無しのほうが見た目は良いです

すっきりしています。

物がないので、汚れもつきません。
共感住宅ray-outが幸田町で手掛けた白と木のおうち。窓に木の枠をつけてカントリー風に可愛く仕上げました。

 

 

防犯のためにシャッターが必要?

◉シャッターは「留守」のサイン

愛知県警の発表によると、「電気のついていない家が留守であるとわかるため、狙われやすく」なるそうです。

 

空き巣の侵入手口で多いのはは、ガラス破りと無施錠。

ガラス破りとは、窓ガラスの鍵周辺を割ってから、外から鍵を開けるものです。

であれば、リビングの大きな窓も鍵のないFIX窓にしてしまえば、空き巣の侵入経路を減らすことは出来そうですよね。

 

出入りが必要な場所も、補助的な鍵や『CP(防犯)建物部品』を使うことで、かなり効果があるそうですよ。

鍵やサッシ、ガラスなどメーカーさんの商品にもCP認定をうけたものがあります。

また、防犯カメラやセンサーライト、目隠しになる木や壁をつくらない、など家全体を防犯する方法もあります。

 

シャッター以外にも防犯に有効な手段がありますので、見た目優先でシャッターを採用しなくても、安心して暮らしていただけると私達は考えています。

 

 

台風などの時に窓ガラスを守りたい

◉割れるときは割れる

どんなに最新の技術や素材でも、壊れてしまうことはあります。

常に暴風がふく環境の場所に家を構えるのであれば対策は必要だと思います。

ですが年に1~2回のことであれば、設置費用やメンテナンスコストとのバランスを、いちど考えてみても良いのではないでしょうか。

 

割れたガラスによってケガをするのを防ぐには、内側から窓に専用のフィルムを貼る方が効果が高いのでは、と思います。

ちなみに、暴風などによる建物と家財への被害は火災保険で保証されます。

 

※事前に予知されている自然災害に対しては、命を守る>家を守る、で動いてくださいね。
家とはそもそも命を守るためのものですし…!


 

◉イニシャル&メンテナンスコスト、使用頻度

の面から、共感住宅ray-outでは、「シャッター無し」でのご提案です。

 

それでも◉起こりえる災害への対策
を考えた時に、「シャッターあり」の選択をするときは、しっかりとお手伝いさせていただきます。

 

窓のシャッターの有無についてのお話でした。

 

参考:愛知県警

 

20240906更新

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