福井県永平寺
date:2024.08.01
共感住宅レイアウトの加納です。
先日、永平寺の胡麻豆腐をいただきました。
弾力のある食感で胡麻の味と香りをしっかり感じるので、あんこがなくても十分美味しかったです。
精進料理としてこの胡麻豆腐は、永平寺の修行僧にとても愛されたそうですね。
胡麻豆腐をいただきながら永平寺へ訪れた事を思い出し、今回のブログにしようと思いました。
永平寺は福井県にある曹洞宗の大本山です。
これは、山門から見える中雀門で1852年に新築された建築物。
建築物、階段、橋、石垣、樹木、苔などのすべてがあまりにも美しくて見惚れてしまいました。
この永平寺は、名古屋や京都などの設計者や大工さんが関与していたそうです。
WEBで検索したところ手書きの図面が一部公開されていましたが
どれだけの図面を手書きして、それにどれだけの時間がかかったのだろう。
想像すると怖いです・・・
これは、永平寺に展示してある大庫院の模型です。
大庫院とは、永平寺の七堂伽藍のひとつで主として食事を作る所。
昭和5年に竣工された伝統木造建築で、地下1階・地上4階、延べ床面積2355㎡(713坪)の大規模木造建築です。
建物の構築法を明らかにするために忠実に製作されているそうです。
建物の内部の複雑な仕組みが分かるようになっていてとても興味深いです。
子どもと一緒に、木材が何本あるか数えてみましたが途中で断念。
PCがない時代に絶妙な屋根の曲線、左右対称で迫力のある建築物を設計・施工していることに感動しました。
地震の多い日本。建築物の伝統技術は知れば知るほど本当に奥が深いです。
共感住宅レイアウトの加納でした。