階段蹴込のメッセージ
date:2024.06.26
こんにちは 共感住宅レイアウトの加納です。
私達の仕事のひとつに役所調査があります。
家を建てるための土地や前面道路に対する法令上の制限は何か?などを確認するために市役所へ調査に行くこと。
調査する窓口は建築指導課・下水道課・土木課などで、ほとんどの窓口が別のフロアにあるため、エスカレーターやエレベーターを利用させてもらいます。
ただ、豊川市役所では全て階段。
階段を利用したくなる秘密は、階段蹴込からちらっと見えるメッセージです。
メッセージ読みながら階段をあがっていくと、次の階はどんなメッセージだろう?
1階
「運動不足感じる?」
2階
「筋力量アップで基礎代謝量アップ」
3階
「恋するフォーチュンクッキーのリズム 運動効果◎のBPM120」
4階
「33回のぼれば本宮山のてっぺん」
心拍数をあげながら4階まで(笑)
4階の建築課の窓口に付いた時は、ささやかな達成感と満足感。
時々、メッセージが更新されているのでいつも楽しみながら階段を利用させてもらっています。
この階段蹴込のメッセージは豊川市保健センターによる「糖尿病予防プロジェクト」というもの。
愛知県は全国的にみると糖尿病患者が一番少ないのですが、東三河地域は愛知県で患者が多い地域だそうです。
「明るい印象のメッセージで健康作りの後押しをしたい」
「そっと気付く程度のメッセージで階段を利用できるようにしたい」と豊川市保健センターの方がおっしゃっていました。
小さなことでも積み重ね。
これからも豊川市役所に限りますが階段を使っていこうと思います。
共感住宅レイアウトの加納でした。
photo:istock・pixabay