朝焼けと田んぼの雲
date:2023.12.20
こんにちは。PRデザイナーの清水です。
先日、四国へ研修旅行へ行ってまいりました。
私は事情で日帰りだったのですが、「これだけは!」という目標が叶ったので一安心。
研修先は懇意にしてくださっている工務店さん。
大変親切に対応いただき、感謝の気持ちでいっぱいの中帰途につきました。
さて、今回はそんな研修の話ではなく、四国へ飛び立つ前に見た風景から。
朝8時発の飛行機でしたので、5時過ぎには家を出て、朝焼けの中空港へ向かいました。
そんな、セントレア空港へあと数十分という場所で出会ったのが「霧」です。
一面田んぼの地域。
稲刈りもすっかり終わり、枯草色が広がっていたのですが、そこを覆うように白い霧が出ていました。
霧はまるで質量があるかのように地面に近い場所にとどまっています。
霧を含む、低い位置に出来る雲の事を「下層雲」と呼ぶようですが、まさにそんな雰囲気。>気象庁HPより
白い霧は川の上にも帯のように出ていたのですが、田んぼや川などにある水が空気中へ。
その水蒸気が、夜間の放射冷却で冷やされた空気で結露し、白く見える。
窓やお風呂場の結露と同じ理屈で生じた現象ですが、朝日に照らされる霧は幻想的でした。
住んでいる地域で生活が変わる、というのは誰しも実感があると思いますが、
地球で生きている限り当然付き合わなければならない現象も、それと同じ。
自然に対抗する暮らしや家ではなく、それらとうまく付き合いながら、
快適で持続的な生活ができる家づくりが大事だなぁと思った時間でした。