二条城とうぐいす張り
date:2017.08.22
こんにちは。共感住宅ray-out(レイアウト)の野口です。
まだお盆休みの方もいると思いますが、
岡崎市・豊田市・幸田町を中心に注文住宅、新築一戸建てを手掛ける共感住宅ray-out(レイアウト)は本日から再開です。
皆さん、お盆はどこかへ行かれましたか?
僕は毎年、どこも行かないのが恒例なのですが、
今年は珍しく、家族で京都へ行ってきました(^^)
今回は小学生の修学旅行以来、久々に二条城。
こういうところへ行くと、デザインには理由があると強く感じます。
門の配置や窓の位置も何に使うのかが決まっていますよね。
二条城は大政奉還された場所。丁度150年前の出来事。
二条城というと有名なのは「うぐいす張りの廊下」。
あの、キュキュキュっと音が鳴るところです。
意図的に音が鳴るようにすることで人が来たことに気づける
・・・と習いましたが、二条城の現地の説明書きには、
「あの音は意図したものではなかった」ということが
書いてありました・・・時代と共に事実も変わる?(^^;
室内へ入れるのは二の丸御殿。
床板と金具のこすれで音が鳴るので、せっかくなので、
外を歩いているときに床下を撮影してみました。
床下を覗いていたら、周りの子供たちが寄ってきました(笑)
写真だとわかりにくいですが、床板を支えている木のところに、
思ったより細かい間隔で金具が付いていますね。
当時は当たり前ですが、床の断熱材なしなのでよく見えます(笑)。
その時代その時代で最大の技術と知識を使って作られていますが、
最近はどうしても見た目ばかり先行してしまいがち。
デザインとは見た目だけではなく、暮らしが関わってくるはずです(^^)
大人になってから京都に観光に行ってないな~って方がいましたら、
聞いていた情報と違ったり、新しい発見が多いので、
何を今更と言われるかもしれませんが、京都はオススメです♪
京都に限らず、いろいろな地域に行ってみたいので、
ここ良かったよ!って場所があったら教えてくださいね(^^)