エアコン代って1日いくら?
date:2023.08.08
こんにちは、広報の清水です。
今回は、エアコン代って1日いくらくらいなの?
を数字で見てみたいと思います。
今年の夏も既に大変な猛暑で、6月からいきなり30℃越えの日が続きました。
そうなると、エアコン!
ですが、先の冬からの電気代高騰もあり、ついつい我慢してしまう方も多いと思います。
快適に過ごした場合のエアコン代を見て、
本当に節約すべき金額なのかを考える材料にしてみてくださいね。
どんなエアコンを使用するのか
今回は、レイアウトでご新築の家につける基本のエアコンを参考にします。(2023年現在)
冷房消費電力はカタログ値で655w。
ちなみにエアコンの「●畳用」は性能の低かった昔の家基準。
細かい計算はここではお伝えしませんが、性能の確かな今の家なら
6畳用のエアコンを2-3台運転すれば十分に室内を快適にすることも可能です。
電気代を計算する
電気代は「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)」。
ここに基本料金と、各種割引や再生可能エネルギー発電促進賦課金などがプラスされますが、
使用量と電気代の関係を見るならシンプルな式で良いでしょう。
参考>中電のHPへ
今回は、中部電力の「とくとくプラン」で料金単価を計算します。
0.655kW×24時間×27.32=429.47円/日
※300kWhをこえる使用量の単価でエアコンのみ24時間使用した場合
24時間エアコンをつけていたとして、大体1日430円の計算です。
430円/日は高いのか
別の物と比較してみましょう。
「ライオン熱救急シート冷えピタ大人用 12+4枚 」がマツモトキヨシで税込508円でした。(2023.8現在)
8時間冷却なので、額だけに貼るなら1日3枚。
4人家族で12枚。
エアコンの方が快適になれる気がします……。
エアコンは、設定温度と部屋の温度のギャップが大きいほど、電力を多く消費します。
「エアコンつけっぱなしの方が電気代かからないよ」という話は、
ずっと部屋の温度が変わらなければ省エネ運転の時間が長くなり、結果的に電気代も抑えられるという理屈です。
つまり、24時間つけていても1日430円かからない場合もあるのです。
我が家の例ですが、7月に
・6畳用と12畳用のエアコンを平日は昼間7時間だけOFF
・休日はフル稼働
・電気乾燥機を毎日運転
という暮らしでも、エアコン代だけだと1日430円より安いんじゃないかな、という請求額でした。
まずは命、ストレスない暮らし
計算通りにはいかないとは思いますが、1日たった430円で涼しい部屋をつくれるのです。
暑さに耐える辛さや、いらいら、なにより熱中症などの命に係わる健康被害を思うと、
我慢するよりエアコンをひと夏だけでも試してみる価値ありです。
ちなみに、安生更生病院によると『救急車が1回出動するのに必要な費用は、諸経費込みでおよそ4万5千円』
だそうです。
税金から全額出るので直接の支払いはないですが、税金だって元をたどれば私たちが働いたお金ですよね。
元気に夏を過ごして、たくさん働いたり家族を大切にしたり、自分に投資したり、
そういった時間を過ごしてほしいなと思います。