樹齢100年以上の大木撤去
date:2023.07.31
岡崎市にある樹齢100年以上ある大木を撤去することになりました。
幹の太さは1m、高さは約15mほど。
このような立派な大木は、ぜひ保存維持して欲しいと思ってしまいますが、
隣地の新築の方に転倒したら大変なので、という理由です。
屋根より高い樹木ですので、梯子ではまったく手が届きません。
やはり高所作業車の出動です。
作業の流れは、大木の先端から順番に細枝→太枝→幹と切断していきます。
切断面を見ると分かるように健康状態はとても良い樹木。
1m程度の長さの切断枝でも20kg~100kgくらい。
安全対策として切断する枝元をロープで縛り、切断後に落下しないように固定します。
いざ切断。
切断した瞬間に、枝の重みが高所作業車にズシッとかかり、
地上15mの高さで作業バケットがグラグラ揺れます。
見ているだけで恐怖ですが、職人さんは見とれるほど手際が良い。
流石プロですね!!
20kg~100kgの枝を落下しないようにロープで引っ張りながら、作業バケットを操作。
廃棄処分の運搬効率を考えて、直接トラックの荷台へ下せるように誘導。
職人さんの連携プレーは見事です!
最後は幹。太さは直径1m超え。
これはクレーン車を使用しないと無理そうなので、
警察に道路使用許可を申請してからの後日となりました。
今回のように樹木が大きくなればなるほど、大変な工事になります。
作業車両・人工・産廃処分の費用、道路通行を妨げるための近隣への配慮など。
お家の庭にある樹木も定期的に剪定などをして、計画的に管理してくださいね。
もしお困りの方がいましたら、共感住宅レイアウトまでご連絡ください。