「体験価値」とは
date:2023.03.15
こんにちは。広報の清水です。
暖かくなってきて、花も咲き、旅行シーズンでしょうか。
我が家も先日、家族で温泉に行きました。
湯につかり、お食事を頂き、1泊して、また朝風呂に入り。
そんな、ごくありふれた旅。
ですが、仕事柄、どこへ行っても何かしら気になるものですね。
この照明はどう、とか。
スイッチは「JIMBO」使ってるんだなーとか。
勿論サービスや、接客くださる方々のしぐさも、1つ1つ勉強になります。
そのなかで、今回特に感じたのは「体験価値」について。
物じゃなくて、体験に価値を感じる。
そんな風に言われて何年か経つように思います。
確かに、あらゆる物があふれていて、質もだいたい同じ。
その向こうの物語とか、そのものがあることでどんな体験ができたのか、が大事なポイントになっています。
その旅館では、旅館が建つその地域について、丁寧に伝えていました。
特産品のお茶の話。沢山植わっている植物と、その理由。
旅館が提供するサービスの由来などなど。
聞けば誰かに語りたくなる、語れるようになる知識が、エントランスにも、浴場にも、食事処にも。
あらゆる場所、場面で、「この旅館のある地域は、こんなところなんです」と伝えられていました。
これが、「体験価値」なのかもしれない。そんな風に思いました。
旅行先で何かを体験するのは当然といえばそうです。肝心なのは、それを持ち帰ってこられるかどうか。
旅のそのあとで、誰かに、もしくは数年後の自分に「あの時はこうだったよ」と伝えられるかどうか。
それが、体験価値と言えるのではないかな、と思ったのです。
レイアウトにいらっしゃるお客様にも、同じように素敵な体験をしていただきたい。
見学会や相談会で、もしくは、まだ出会っていない段階でも、何か素敵に感じていただくことが出来たら。
これから、もっと色々と取り組めることがあるだろうなぁ、と、前向きな気持ちになれる旅でした。