子育て世帯の新築で使える補助金、また来たよ
date:2022.11.28
こんにちは、広報の清水です。
11月8日に閣議決定した、22年度補正予算案に「こどもエコすまい支援事業」の創設が盛り込まれました。
今回は、簡単にその内容をお伝えします。
「こどもエコすまい支援事業」の概要
対象は?
この事業を利用できるのは、子育て世帯(18歳未満の子を有する世帯)、
または若い夫婦世帯(夫婦のいずれかが39歳以下の世帯)です。
年齢は、令和4年4月1日時点です。
また、対象となるリフォームを行う人であれば、年齢は問いません。
※実際の補助事業対象者は、これらの方々から新築などを受注する施工・販売業者です。
どんな時に?
①ZEHレベルの省エネ住宅を取得するとき。
②ZEHレベルの省エネ新築分譲住宅の購入のとき。
③既存住宅を省エネにリフォームするとき。
この3つのタイプがあります。
③既存住宅を省エネにリフォームする場合のみ、子育て世帯や若者夫婦でなくても利用できます。
何をしてくれる?
補助金が出ます。
■子育て世帯又は若夫婦世帯
①ZEHレベルの省エネ住宅の取得:100万円
②ZEHレベルの省エネ新築分譲住宅の購入:100万円
③1.既存住宅を購入しリフォームを行う:上限60万円
③2.今住んでいる家をリフォームする:上限45万円
■そのほかの世帯
③1.安心R住宅※を購入しリフォームを行う:上限45万円
※安心R住宅…国土交通省が認めた、耐震性があり、不具合がない住宅
③2.それ以外のリフォームを行う:上限30万円
ZEHレベルの住宅って?
具体的には、
ZEH、 Nearly ZEH、 ZEH Ready、ZEH Oriented。
外皮性能が重視されるようですね。
令和4年10月1日以降に認定申請をした認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅も該当します。
これらの住宅にするには、外皮性能(断熱性能)が高いのはもちろん、
太陽光発電設備など、プラスアルファの設備が必要になる場合があります。
暮らし方が先、補助金が後
子育て世帯なら、高性能な新築で100万円の補助。
ですが、補助金のために家を建てるのではありません。
あたたかくて、涼しくて、「ずっと家にいたい」と思える暮らしを叶えたら、運よく補助金も申請できた。
この順番を忘れないでほしいなと思います。