健康と省エネはどっちが大切?
date:2022.09.07
こんにちは。共感住宅レイアウトの野口です。
2022年は梅雨明けしてからの雨が長い年でしたね。
健康と省エネはどっちが大切?・・・なんて題をつけてみましたが、
答え:どっちも大切
どちらかというと、健康の方が大切だと僕は思います。
今年は梅雨開けした6月末頃はカナリ暑くて、
電力会社からは”電力供給ひっ迫注意報”などが出ました。
節電してくださいねという呼びかけです。
これは、電力がひっ迫しそうな日の前日の16時に
資源エネルギー庁から発令されます。
電力がひっ迫しそうな日というのは、
明日は暑くなりそうだ・・・という日のことです。
それとほぼ同時に、政府からは、暑い日は
熱中症にならないように、室温は28℃にしてくださいね
という広報もされています。
暑い日に我慢してしまうと熱中症で
2018年:1581人
2019年:1224人
2020年:1528人
の人が亡くなっています。
もちろん、室内ばかりではなく、屋外で熱中症になる人も
含んでいますが、室内にいるのに、節電で熱中症になってしまわないように
しないといけません。
電力供給のひっ迫も、以前のイメージは暑い時間帯の昼間という感じでしたが、
最近は、太陽光発電の普及と共に、昼間より夕方以降が最もひっ迫しています。
仕事終わって家に帰って冷房をつける。
付け始めがエアコンがすごく頑張ってくれるので電気をたくさん使います。
そんなご家庭が多いとひっ迫するのもうなづけます。
一見矛盾しているように見える電力供給ひっ迫と熱中症ですが、
最近の新築では、弊社も含め、冷暖房費が省エネルギーで暮らせるようになってきているので、
ムリな節電をしなくても、そもそも電力使用量が少なく暮らせています。
こういうことができるようになると、健康と省エネを天秤にかける必要もなく、
家でしっかりと身体を休めることができます。
エアコンをつける時間を減らすことで、省エネになるし電気代も安くなるし、
我慢して・・・熱中症になってしまっては意味がありません。
家は身体を休める場所です。
夏だけに限らず、冬も同じように、いい環境で健康を脅かすことなく、
省エネルギーに暮らしていきたいですね。