気密性能の効果
date:2022.08.24
こんにちは。共感住宅レイアウトの野口です。
家の性能というと断熱性能が最初に来ることが多いと思いますが、
気密性能も大切です。
気密とは、
家全体の隙間のこと。
家には実は小さな隙間がたくさんあります。
部屋が暑いとか足元が寒いも、断熱性能だけの影響ではなく、
気密性能も影響しています。
想像してみてください。隙間(穴)があるとせっかく冷やした空気や
暖めた空気が隙間から出ていったり、外の熱い空気や冷たい空気が
室内に入ってきます。
実は、それを防ぐだけでかなり快適に過ごせるようになります。
そしてもう一つ、
家の傷みをすごく軽減することができます
気密工事を防湿工事として施工することができれば、
建物の傷みをすごく軽減できます。
逆に、防湿工事としての気密工事ではないのであれば、
結露やカビの発生で建物を傷ませてしまいます。
家は長く住むものですから、
見えないところも長持ちさせたいですよね。
共感住宅レイアウトでは全棟気密測定を行っていますが、
この1年の気密性能の平均がC値:0.15cm2/㎡でした。
隙間による暑さ寒さの影響はかなり減らせているかなと
思いますが、住む人が長く快適に住めるように、
デザインだけではなく、性能もしっかりとした建物を
つくっていっています。
電気代も上がっていく世の中ですので、快適に省エネで
過ごせる家づくりをしていきましょう。