子供部屋、何歳から?何畳がマスト?
date:2022.08.26
こんにちは、PRデザイナーの清水です。
今回は、「子供部屋の要不要や広さについて」のアンケート結果をご紹介します。
ゼロリノベを運営するgroove agentが、首都圏に住む30~40代の既婚女性を対象に行った調査によると、
8割以上が子ども部屋は必要だ、と回答したそうです。
いつ頃から必要?
アンケートでは、「小学校高学年」が最多の40.0%で、次いで「小学校低学年」が30.5%という結果に。
試験勉強や受験が控えている「中学生以上」も21.2%いました。
子供部屋は10~12歳になったら……と考えている方が6割。
そこから、高校卒業や大学入学の18歳~20歳まで使う、とすると、10年程度が子供部屋の活躍期間と言えそうです。
高校卒業後は、家を出て進学したり、就職する、というお子さんも多いでしょう。
どれくらいの広さが必要?
調査で最多だったのは「6畳」の54.6%でした。
広さの前提となる「子供部屋に置くもの」としては、
・学習机(78.1%)
・本棚(75.6%)
・ベッド(68.8%)
・エアコン(62.7%)
・クローゼット(53.8%)
という結果。
確かに、広いと使い勝手は良いかもしれません。
ただ、子供部屋は10年前後しか活躍しないかもしれない場所です。
仮に2部屋取ったとすると、12畳を10年間だけのために確保することに。
考え方や、使い方の柔軟性が鍵
子供たちに、きちんとした学習環境を与えること。
そして、子供たちが使わない期間も、活用できる場所にすること。
この両方を柔軟に行き来できる間取りや設計、考え方が鍵になりそうです。
親の書斎として使う
子ども達が使わない時期は、親の書斎として使うのもお勧めです。
物置など使わない部屋にしてしまうと、家へのダメージが少なからずあります。
家そのものを長く保つためにも、「部屋の活用方法」をあらかじめ定めておきたいですね。
子供部屋を小さくしておく
学習机とベッドなら、3.5畳の部屋でも問題なく収まります。
書籍は電子で賄ったり、着なくなった服は定期的に処分するなど、整理整頓によって、子供部屋の荷物量を調整することもできますね。
きょうだいの年齢差を活かして、
「最初の3年は上の子だけの部屋」「間6年は3.5畳ずつ」「最後3年は下の子だけの部屋」など
部屋そのものをフレキシブルに使うことも、方法の1つです。
家族への思いやり
子供部屋の有無や広さで悩むのは、家族への思いやりの表れだな、と感じます。
条件や、ご予算や、時の流れを考えると、あらゆる場面で万事ピッタリ!が難しいですよね。
こんな時こそ、優先順位や、先人のアドバイス、そして私達工務店のプロの視点を活用して、
満足が大きい選択をしてほしいと思います。
レイアウトの清水でした。