注文住宅を購入した動機、上位は●●!購入額もお伝えします。
date:2022.03.22
PRデザイナーの清水です。
今回は、国土交通省が毎年データを取っている「住宅市場動向調査(令和2年)」について。
今から家を買いたいけれど、他の人たちはどんなところを見て選んでいるんだろう?
注文住宅の購入額は?
そもそもどうして注文住宅を選んだの?
そういった疑問を解決する手助けになればな、と思います。
1.注文住宅の購入額は?
土地購入費と建築費を合わせて、5,359万円が平均です。
平成13年の調査開始以来過去最高額になっています。
全国平均なので、所得差や土地の値段など考慮したいですが、愛知県でもこの金額に近いご家族は多いのではと思います。
年収倍率は6.67倍が平均。
全てローンだったとして、無理せず支払える倍率です。
ちなみに、一番購入価格が低いのは既存マンションで2,263万円。
年収倍率も3.29倍と、人生の中で何を重視するかで購入する物件の形態がかわるようにも見えますね。
2.注文住宅を選んだ理由は?
一番は「一戸建てだから」で44%でした。
そのあとに、「信頼できる住宅メーカー」「新築」「立地」「デザイン」と続きます。
マンションだと「立地環境」で選ぶ人がトップ。
中古の建売やマンションだと「価格」がトップになります。
一戸建てを考えたとき、信頼できる造り手と一緒に……と思う人が、注文住宅を選んでいるようです。
価格や立地の優先度が高い場合は、中古や既存住宅を選ぶ方が希望を叶えられそうですね。
3.色々な注文住宅がある中で、その家に決めた理由は?
注文住宅購入者が上げた理由で最も多かったのが「高気密・高断熱だから」56.5%でした。
次いで「デザイン」55.6%、「災害への安全性」48.0%という結果。
快適に過ごすのに欠かせない家の性能や、家そのものを好きになれるデザイン、家族を守れる安全性などが重視され、「家族との暮らしを大切にしたい」という想いが見えてきます。
他方、新築でも分譲戸建てやマンションの場合は「間取り・部屋数」を決定の理由に挙げた人が最も多くなりました。
まとめ
令和2年の「住宅市場動向調査」より、注文住宅を選んだ理由や購入額をお伝えしました。
家の形態はいくつかありますが、その中で注文住宅を選ぶ人の姿が少し見えてきたと思います。
家族の幸せを考え、暮らしを充実させたい。
今よりも、ちょっといい日々を送りたい。
そんな方々が、注文住宅でご新築されるのかな、とおもいます。
どんな家であれ、自分たちに合った家の選び方をすることが、なにより家族を幸せにするので、こういった情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
清水でした。