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試行錯誤してこそ

date:2021.11.24

こんにちは、共感住宅レイアウトの清水です。

今日は「試行錯誤してこそ専門家」だなぁ、というお話し。

 

家づくりはチームワークですが、家が完成した後も、写真や動画、取材などは外部の方々とチームを組んで行うことがあります。

お会いする方々は皆さんその道専門のプロ。

一緒にお仕事をする前は、プロというと、完成された技術や知識を持っている……というイメージがあったのですが、むしろプロこそ「試行錯誤の連続」です。

 

例えば、完成した家の撮影をしてもらうため、撮影を専門にされている方と打合せをさせていただいた時のこと。

久しぶりにお会いしたその方は、以前使われていた機材ではない、新しい物をお持ちでした。

お話しをうかがうと、ただ単純に新しい物を購入したのではなく、「撮りたいイメージがあって、それに近づくため」だと教えてくれました。

機材だけでなく、撮り方そのものも、ちょっとした変更が加えられたりしているのが分かります。

 

また、お世話になっている庭師さんは、自然の石を相手に試行錯誤を繰り返すうちに、
「この石はここに使える」と直感でわかるようになった、と仰っていました。
試行錯誤しながら庭造りをしているプロの職人の姿

 

もし、試行錯誤がなされていないと、技術や効率は向上しません。

今あるものをずっと変えずにいたら、今この瞬間は良くても、時が経つにつれ、お客様に楽しんでもらったり、豊かな時間を過ごしてもらうことが難しくなってしまいます。

自分が変わらないからと言って、周りも同じように変わらないわけではないですもんね。

 

プロと呼ばれる人ほど、自分や周りを見て、もっと良くして行ける部分はないか、変えられることはないか。

そして、変わったら良くなったか、を常に見ているんだな、と実感しています。

 

今までの事を変えることはなかなか大変でエネルギーも沢山必要ですが、
その先にはお客さんの喜ぶ姿があると信じていれば、少しずつでも進んでいける気がします。

個人としても、工務店・共感住宅レイアウトとしても、試行錯誤を続けていきたいです。
清水でした。

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