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上棟式はやるべき?

date:2019.11.20

上棟式とは?

こんちはっ!共感住宅ray-out(レイアウト)の山本です。

先日は、岡崎市・Nさまの上棟式でした。

最近は、大手さんなどではあまり行われなくなった上棟式ですが、
なくなったわけではないです。
「やってみたいけど、やり方がわからない」という方もいるかもしれません。
上棟式は、そもそもどんなもので、
どんな準備が必要で、
どういう風に執り行うものなのか、内容や費用等について書いてみました。

上棟式とは?

上棟式(じょうとうしき)とは、柱や梁などを組立て、
棟上げ(むねあげ)まで完了後にとりおこなう事です。
別名、棟上げ、建前(たてまえ)などとも言います。
「棟上げ」とは、柱・棟・梁(はり)などなど、様々な部材の骨組みなどが完成した事です。
日本文化的には、骨組みが完成した時期に、
これまで無事に工事が進んだ事への感謝と、完成を祈願する儀式でした。

今でも建物の完成を願いますが、儀式という面は薄れています。
つくり手側とオーナーさま(御施主さま)側との親睦を深めるためや、
大工さん、工事に関わる関係者さんたちをねぎらうために行われる傾向にあります。
なので、地鎮祭とは違って、神主さんは呼ばずに、
棟梁(とうりょう)に仕切ってもらうのが一般的でした。
うちの会社では、うちのスタッフが仕切って上棟式を行ってます。

上棟式の必要性、その意義とは?
上棟式とは、どんな内容でしょうか。一般的には以下のとおりです。

①棟梁が棟木(むなぎ)に御幣(ごへい)や幣束(へいそく)、棟札(むなふだ)といった
魔よけの為の札や吹流しなどを立て、破魔矢(はまや)を飾ります。
棟木とは屋根の骨組みの最頂部にある部材。
水平にかけ、屋根の荷重を支える重要なものです。

②建物の四方の角に酒・塩・米を撒いて、安全祈願である「上棟の儀」を行います
祭壇にお供え物である、果物や野菜、海鮮物などを飾ることもあります。

③オーナーさま(御施主様)のあいさつ、乾杯
乾杯後、直会(なおらい)へ進みます。直会とは宴会のことです。
ただし、現代では飲酒運転は絶対にダメですので
現代の上棟式で現地でお酒を飲むことはしません。

④棟梁や工事関係者の紹介
大工さんの棟梁や工事関係者によるあいさつがある場合もある会社さんもあるようです。

⑤オーナーさま(御施主様)から棟梁・工事関係者へ手土産やご祝儀を渡す
立場によってご祝儀の金額は変わります。
ただし、うちの会社では、基本的にはやっていません。
でも、気持ちなので、うちの会社では、
オーナーさまへ強要もしてませんし、拒否もしてません。
オーナーさまから相談があれば、一般的なことをお伝えはしています。

⑥お開き
よくあるのは、手締めで上棟式を締めます。

一般的な流れをお伝えしましたが、
上棟式には地域色があり、住宅会社さんや、
大工さんの棟梁によっても進め方が違いますし、
何が正解と言うのもないと思います。
上棟式の1~2週間前には、
おうちづくりをお願いした会社さんに確認や相談をしておき、
一生で一度の上棟式を滞りなく進行させたいですね。
ハウスメーカーさんや、工務店さんによっては、
ご祝儀を禁止されている場合もあるようなので注意しましょう。

長くなってきましたので
近々またうちの会社ではこのように進めていますというお話もしますね。

ではでは。

岡崎市・幸田町を中心に注文住宅、新築一戸建てを手掛ける共感住宅ray-out(レイアウト)の山本でした。

 

 

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