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Qどんな仕事をしていますか?
A
お客様の家づくりの方向が決まった後、実際に家をどのように形にしていくかを丁寧にお聞きし、お客様の想いを形にするお手伝いをしています。
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Q建築の道へ進んだいきさつを教えてください
A
子供の頃から何かを作るのが好きで、レゴブロックなどでよく遊んでいました。
将来はパソコン関係か建築かで迷いましたが、形として残るものに魅力を感じ、建築の道を選びました。
建築を学ぶ中で、衣食住の「住」の部分のである建築の重要性が自分の中で鮮明になり、しっかりとした建物をつくる事を強く意識するようになっていったと感じています。
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Q仕事以外で熱中している事は?
Aパソコン関係の仕事は選びませんでしたが、今でも新しいプログラムを試したり、情報収集したりするのは好きですね。
家電など、身の回りのものがどんどんデジタル化していく中で、それらがどのように家の中での生活を快適にしてくれるのか、といったことに興味があります。
そういった部分は、住宅設計にもつながる部分があるので、楽しみながら情報収集をしています。
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Q自宅での好きな過ごし方は?
A
ソファでゆっくり過ごす時間も憧れますが、自宅では何かと動き回っていることが多いですね。
食事を作ったり、お風呂掃除をしたり、階段のほこりが気になったり……。
じっとしているより、体を動かしながら家のことをするのが、今はやりたい事なのかなと感じています。
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Q家を掃除するコツは何ですか?
A掃除は、頻度や汚れのレベルによって、使う洗剤や掃除方法を変えています。
日常的な掃除は簡単に済ませ、月に一度や年に一度などの頻度で、汚れに合わせた丁寧な掃除をするようにしています。
特に水回りは汚れやすいので、こまめに掃除して、清潔な状態を保つように心がけています。
できるだけ綺麗に、長く使うために、どうしたら楽にできるかな、と考えていますね。
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Q「家」とはどういうものだと思いますか?
A
「家」は、職場や行きつけのお店、友人との集まる場所などと同じように、その人にとっての「居場所」のひとつだと考えています。
様々な「居場所」がある中で、「家」は毎日帰る場所であり、生活の拠点、「母艦」となる場所です。
つまり、「家」によってそのひとに人生が変わってくるのです。
だからこそ、家というものの重要性の高さを日々痛感しています。
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Q「理想の家」をつくつためには何が重要だと思いますか?
A
「家」は、本来、暑さ寒さや外敵から身を守るための場所として存在していました。
快適に暮らすための機能は、もちろん大切ですが、それ以上に「家でどんな時間を過ごしたいか」を明確にすることが、一番大切だと考えています。
映画鑑賞、読書、ゲームなど、住まい手がしたい事がどのようにできるのかが、その人の家の価値になるので、そこまで考えることが重要だと思っています。
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Q設計の際に心掛けていることは?
A
家づくりでは、まずお客様にじっくりとヒアリングを行うことを大切にしています。
間取りや設備などの具体的な要望を伺うだけでなく、「これからどんな暮らしがしたいか」「どんな趣味があるのか」など、お客様の暮らし方を丁寧に想像しながら、将来の変化も見据えた上で、最適なプランをご提案できるよう心がけています。
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Qあなたの仕事の喜びは何ですか?
A
設計の仕事は、図面上で空間を生み出す作業なので、お客様には「何度でもプラン変更していただいて構いません」とお伝えしています。
一方で、実際に工事が始まってからは、できる限り無駄のないように進めていきたいと考えています。
そして、住宅は住んでもらってからが一番大切です。
こちらが意図していなかった住まい方だったとしても、楽しんでいる姿を拝見したり、お話を伺ったりする時、この仕事の大きな喜びを感じます。
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Q家づくりをする人へ
A
家づくりは、土地探しや家を建てる時がフォーカスされがちですが、家を建てて終わりではなく、そこからが長い暮らしのスタート地点の始まりです。
住み始めてからも年月とともに変化していく中で家づくりをしている感覚なのではないでしょうか。
ですので、掃除をしたり、植物を育てたりと、手をかけ続けることで、家はより愛着のある場所になっていくと思います。
これから家を建てる方は、どんな家に住みたいか、どんな暮らしをしたいかをじっくり考え、家づくりを楽しんでください。