土地を視る!高低差のある土地編
date:2024.10.30
皆様こんにちは!
共感住宅ray-out家づくりアドバイザーの秋屋です。
お待ちかねの秋屋とともに土地を視る!シリーズ!!!
(←待ってたと言ってくれると嬉しいな。。。)
前回の旗竿地編はこちら▶▶▶
土地探しをするときに気になるのが、
「自分たちにとってどんな土地がいいの?」「土地にかけられる予算はいくらぐらいなのかな?」
「ちゃんといい土地に出会えるのかな・・・」
土地探しだけでも悩むことがたくさんですよね!
そんな土地探しされる方の参考になればいいな!と、本日は、題名の通りに【高低差のある土地編】
ということでまとめてみました(^^)/
皆さん、【高低差のある土地】と聞いて思い描くのはどんな土地でしょうか?
▼▼こんな感じとか・・・
▼▼▼こんな土地とか・・・。
▼▼こんな感じとか・・・
土地を選ぶ際に、前回の旗竿地と同様、
「高低差があると造成にお金がかかりそうだな・・・」
「そもそもどういう風に家が建つのか心配!」
とこのような土地も敬遠する方が一般的には多いです。
一般的な「高低差がある土地だと」のデメリット・メリットは
【デメリット】
①建築のコストや、造成、インフラのコストがかかるのではないか?
②将来バリアフリー化しずらい
③建築会社によってはプランが限定される
などがあげられます。
【メリット】
①土地のコストが周りに比べると低いことが多い
②高低差を活用し唯一無二のお家になる
などです。
それではデメリットを紐解いていきましょう…
まず
【①建築のコストや、造成、インフラのコストがかかるのではないか?】
これは皆さま一番に心配されることではないでしょうか?
前面道路よりも高い位置に土地があったり、
逆に下がっていたりすると、
「この高低差を解消するには、どれぐらいの費用が必要なのだろうか・・・?」
と不安になる方もいますよね。
確かに、もしも高低差のある土地を前面道路と同じ、平の土地にしようとすると
それだけ費用は掛かってしまいます。
ですが、その高低差を活かすことができたら・・・
デメリットもメリットに変わりますね。
ただ、高低差のある土地は、通常の平坦な土地よりも施工に手間がかかるため建築費がかかり、
土地が安くてもトータルコストが高くなってしまう可能性もあります。
極端に土地が下がっている場合は、
排水などに別途費用が掛かる場合がございます。
逆に上がっている場合、擁壁などをつくらなければいけない場合もございます。
そのような場合は初めに費用を見ておく必要がありますね。
特に地盤や基礎を強化する工事費用が必要になることもあるため、
工事の内容有無や想定される費用の目安を事前に確認しておきましょう。
ただし、土地自体が安くなっているケースもあるので、絶対にコストが高くなるとは一概にはいえません。
土地代と工事費用の両方を確認して検討していくことが重要になってきます。
【②将来バリアフリー化しずらい】
高低差があると後からバリアフリーをしにくい・・・
という心配もありますよね。
ただ、家づくりの段階から、将来困らないようにバリアフリーの仕様で家づくりができたら全く問題ありません。
家と外構を切り離して考えてしまうと、将来的な計画がしにくいですが、
共感住宅レイアウトは外構もお家づくりと一緒にプランニングしていきますので、土地を生かしたお家のご提案を得意としています。
【③建築会社によってはプランが限定される】
高低差がある土地を有効活用するためには、平らな土地ではあまり活用することのない技術や知識、工夫が必要となります。
そのため、建築会社によっては建築可能なプランが限られてしまう可能性もあります。
【メリット】
【①土地のコストが周りに比べると低いことが多い】
ここが一番のメリットの一つです。
高低差があるとそれだけで、周りの土地よりも何百万と低いこともあります。
その分外構費用が掛かる場合もありますが、
土地を視た段階でどんな費用が掛かってくるのかをしっかり予測して資金計画していくことで
総額を抑えることもできる可能性がありますね!
【②高低差を活用し唯一無二のお家になる】
高低差を生かすことで、ほかのお家ではできない、
唯一無二の外観や間取りになる可能性も大きいです。
また、道路から家の中が見えにくいように設計したり、
高い位置にある土地だと見晴らしが良い家になり、開放感を感じられたりすることもありますね。
道路より土地が低い場合には、部屋が少し囲まれるので気密性を高められ、防音室やガレージなどの設置も検討できます。
高低差をうまく利用して設計プランを立てることで、プライバシーや採光をしっかり確保し、オリジナリティの高いデザインの家にすることも可能となりますよ。
【まとめ】
高低差のある土地のメリットは相場よりも安く土地の購入をできる場合が多いことや、高低差を生かして、
唯一無二の機能性やデザイン性を高めた家にすることができること。
デメリットは、場合によっては造成や、外構の費用がかかりトータルでコストが高くなる場合があること。
住宅会社によってはプランが限定されたり、段差だらけの家になってしまいます。
土地を決める前に、「この土地を生かすことができる会社はどこなのか?」「どんな費用にどれぐらいかかるのか」
を明確にしてから、トータルでコストがかかりすぎないようにすることが大切です。
このブログで少しでも「高低差のある土地」見方が変わったらうれしいです。
土地を決めるときに重要になるのは、
「自分たちにとって良い土地とはどんな土地なのか?」
を明確にすること。
「こんな暮らしがしたい!」「今の暮らしのこんなところを改善したい!」
など暮らしのイメージを持ったうえで、
場所、かたち、大きさ、値段など様々な土地の条件の、何を一番大切にしたいのかを明確にしましょう。
100点満点は難しくても、「良い土地」は自分たちの考え方次第で必ず見つかります。
一緒に運命の土地を探していきましょう!
では!次回の秋屋と一緒に土地を視る!シリーズをおたのしみに!